煙血鋼撃のルール

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煙血鋼撃のルール説明です。

・双方何らかの人道的な方法で使用する機体カードを1枚決めます。決めた機体カードを場に配置し、書かれたHPと同数の目を上にしダイスを乗せます。以後このダイスが機体のHP(耐久度)を現します。(選ばれなかった機体カード1枚はゲームで使用しません)

・命令カード6種(裏にⅠと書かれたセットとⅡと書かれたセット)をそれぞれ持ち、手札とします。

・状況カードをプレーヤー間の中央で横向きに置き、中距離のマスにコマ1つSP0のマスにそれぞれコマ１つづつ置きます。
以後自分の方を向いてるSPマスが現在所有するSP数となります。

・随伴兵カード６種(裏にⅠと書かれたセットとⅡと書かれたセット)をそれぞれに配り、各人その中から使用する4枚を選び機体カードの四方へ１枚づつ裏側で配置します。

・余ったⅠとⅡの随伴兵カード1枚づつの裏側を合わせ、10段階の戦闘時間マスを共用で 1つ形成し状況カードの隣に置きます。「作戦開始」のマスにコマを1つ乗せ、以後時間の経過と共に右へコマが移動していきます。(他の余った随伴兵カードはゲーム中使いません)

・ここまで準備が終えたら配置した裏側の随伴兵カードを全てオープンしゲームスタート。

■ゲーム勝利&終了条件

・相手の機体カードの破壊(HPを0に)したら勝利。

・相手の随伴兵カードを全てゲームから除外したら勝利。

・戦闘時間マスのコマが作戦終了のマスまで進めばその時点でゲーム終了。機体カードの残りHPと場に残った随伴兵カードの枚数を足した合計値が大きい方が勝ち。同じ場合は引き分け。

■機体と随伴兵の違いについて

機体は相手の攻撃によりダメージ数を蓄積し、HPが0になれば破壊扱いになります。

随伴兵は攻撃を受けた際にトークンが乗り、トークンが乗った随伴兵へ再び攻撃された時、撃破されゲームから除外されます。（トークンが乗っていない時に1発で撃破する効果もあります）また、基本的に随伴兵への攻撃は受け側がどの随伴兵にトークンを乗せるか決めます。(:重要!!(戦闘歩兵の【集中攻撃】のみ攻撃側に選択権があります)

■ゲーム進行

1ターンの流れ

各人同時に手札の命令カードを１枚選び一斉に場へ出します。
(タイミングが合わない時は伏せて出し、双方揃ったらオープンなどしてください)

続いて出した命令カード内上下2つに書かれた内容のうち自分から見て上側の内容を確認します。命令カードまたは命令カードが指定した位置にいる随伴兵カードや機体カードの優先速度(カード右上の数値)の小さい順に内容を処理します。　同じ数字の場合は機体カードの優先速度の数値が低い側から処理します。

使用した命令カードは場に置かれ以後使用する度にそこへ積み重ねて行きます。

決着が付くまで手札を１枚づつ使用すること(ターン)を繰り返していきます。

・機体と随伴兵への命令

命令カードの中には随伴兵と機体を指定するものがあります。

その場合は、該当の随伴兵or機体カードに書かれた効果を処理します。2つ効果がある
場合はいずれか1つ選びます。またSPが必要な効果があり、その場合は状況カードから
その分の自分のSPを消費させます(SPコマを動かす)
現在のSPが足りない場合、選択しても効果は発揮されません（SP消費もしません）。

・回収

回収カードを使用することにより、場に置かれた命令カードを手札に回収することができます。この時、場から回収された枚数分だけ自分のSPを増加させます(状況カードのSPコマを動かす)そして戦闘時間マスのコマを1マス進め、最後に回収カード自体を回収します。回収カードは場に残ることはありません。必ず使用後手札に回収します。また、SP増加分の枚数に回収カードは含まれません。

SPは5が最大でそれを超える分は無効になります。また、両者が回収カードを出した場合は戦闘時間は合計2マス進みます。

・距離の概念

機体や随伴兵を攻撃する際に近(近距離)中(中距離)長(長距離)の指定があります。優先速度のタイミングでそれに対応した距離(状況カードの距離マス)に該当している場合のみ効果を発揮します。　距離が違った場合は無効となり何もおきません。状況カード距離マス3からの後退と、距離マス1からの前進は無効化になります。

■補足

・場に置かれた命令カードは自分の相手の共にいつでも確認できます。カウンティングして戦術に役立てて下さい。

・衛生兵の「補充」はそのターン内で攻撃を受けたら発動します。

・工作兵の｢対人ドローン｣と｢対戦車地雷｣の効果は相手が命令カード　前進・後退・全速前進・全速後退　のいずれかをそのターンで使用したら発動します。発動し距離移動を無効にした場合のみ相手の機体へのダメージや随伴兵への被害を処理します。

・随伴兵2隊を攻撃する能力を使う時、相手の残存随伴兵が1隊だった場合はその1隊に攻撃が集中し撃破となります。2隊以上残っている場合も相手の選択によりトークンが乗っていない1隊に集中させることもできます。その場合も撃破となります。

・撹乱兵の「煙幕」の効果は相手の攻撃を無効にしてかつ距離マスを1つ隣に移動します。相手が攻撃せず攻撃を無効にできなかった場合は距離マス移動のみ処理します。また、「煙幕」は機体へのダメージや随伴兵への被害のみ無効化するので、衛生兵の「回復」は無効になりません。

・あえて距離の合わない選択肢を取ることも可能です。その場合は何もおきません。

著作/ｼｮｰﾅﾝﾛｹｯﾃｨｱｽﾞ　2016