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■慈悲なき大地の大君主のルール■



■準備
カード2枚づつ、トークンを5個づつ、紙幣を5枚づつ配ります。
余った紙幣は束にして中央に置く(以後【紙幣束】と呼称)。
この中央の場は植民地をあらわし、置かれた紙幣は
植民地からの資本をあらわします。




■ゲームの流れ

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ラウンドの処理順
1.資本補充 → 2.外交 → 3.各国行動提示 → 4.結果処理
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以下それぞれの説明

1.【資本補充】
中央の紙幣の束から3枚引いて中央に並べます。
ゲーム進行上、既に紙幣が並べられている場合がありますが、
その時は既に置かれている紙幣に加え3枚追加するように並べます。




2.【外交】
好きに話し合ってください。
この時、いかなる決め事をしても構いません。紙幣やトークンを使って
取引をしても構いません。ただし、約束事に強制力はありません。


3.【各国行動提示】
もっとも声が通る人が号令をかける役を担い、
「目を瞑ってください」と号令をかけ全員目を瞑り、
「カードを置きます」の号令で一斉に手持ちの2枚のカードを出します。
「はい、目を開けてください」の号令で目を開きます。


▽カードの出し方





(目を瞑る前にカードの裏表を確認しておくと良いです)


4.結果処理
各人が提示したカードの結果を一斉処理します。
手順は 中央の処理・守りの処理・攻めの処理 の順で行われます。
全ての処理後にトークンが1つも無くなった人はゲームから脱落です。
以下それぞれの処理の説明

▽中央の処理
中央へ一番多くカードを置いた人が、
中央の場に置かれた紙幣を全て獲得します。
一番多くカードを置いた枚数が同じ人がいた場合、
紙幣を均等に分けてそれぞれが獲得します。
この時、均等にできずどうしても端数ができてしまう場合
誰も紙幣を獲得することはできません。置かれている紙幣は
次のラウンドへ持ち越されます。
また、中央に置かれるカードに裏表は特に関係ありません。

(例1)




(例2)




(例3)







▽守りの処理
いずれか隣同士の「攻めのカード」と「守りのカード」が
向き合ったら処理します。
攻め側が守り側に紙幣を1枚支払います。
相手の攻めのカード2枚に対して2つの守りのカードを
出していた場合は、紙幣2枚を貰います。
もし2方面で守りの処理が発生し片方に紙幣が払えない
場合は、払う側が任意の方に支払います。
また、支払う側が元々紙幣がゼロだった場合、支払いません。

(例1)




(例2)




(例3)





▽攻めの処理
いずれかの間で置かれた「攻めのカード」が
「守りのカード」に阻まれなかった場合、
攻め側が相手からトークンを1つ取ります。
攻めのカード2枚を出してた場合は相手からトークン2つ取ります。
互いに攻めのカード同士が向かい合った場合は引き分けとなり処理されません。
攻めのカード2枚を出して相手が攻めのカード1枚を出していた場合は、
その差分で1枚分勝ち、トークン1つを取ります。
また、攻めのカード2枚出した時に相手が守りのカード1枚の場合も
差額1枚分の攻めが通り、トークン1つ取ります。
ただし、守られた1枚分は守りの処理の時に1紙幣を支払います。


(例1)




(例2)




(例3)




(例4)






■ゲーム終了&勝利条件
8ラウンド目、すなわち【資本補充】で最後の紙幣3枚が場に並べられた
ラウンドの、【結果処理】が終えた時点でゲーム終了です。
これは3人でプレイでも4人プレイでも同様です。
トークン1つを2点、紙幣1枚を1点と加算し
一番高得点の人が勝利者です。
脱落プレーヤーは勝利点に変換できません。

= 1点

= 2点



■脱落について
トークンを全て失ってしまったプレーヤーは脱落プレーヤーになり、
【各国行動提示】と【結果処理】において以後存在しない者として扱われます。
脱落プレーヤーは紙幣ごと消滅扱いになりますが、【外交】には参加できます。
万が一【外交】で誰かと取引しトークンを得ることができれば、復帰できます。
外交では脱落プレーヤーも手持ちの紙幣を使えますが、それ以外では紙幣は無いことになります。


■その他
ゲーム全般を通して、手持ちの紙幣とトークンの数は
全員オープン情報となります。
もしも、脱落が重なり残った2人の争いとなった場合は、
左右両隣ではなく協議して左右どちらかで隣接していることにします。
この時、「両隣りへカードを置く」ことはできなくなります。




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著作/ショーナンロケッティアズ 2013