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琥珀色の動乱 世界設定 -大陸暦258-

琥珀色の動乱本編は、アルマズ共和国と呼ばれる
強力な軍事国家内で展開されます。
国内で最も権力を握っている旧世代からの貴族、
通称"三公"による権力争いが今回のメインとなります。






アルマズ共和国

人口 4150万人
統治形態 民主共和制
統合地域 8地域
軍事費 2800万u
建国年 大陸暦202年 4月



200年代に大陸統一を果たした一大国家。
初代大統領のヴィルヘルト=ワグナーの共和思想が
礎となり50年以上もの大陸全土の統治を実現する。

共和制移行に従い、多くの貴族は没落したが、
旧時代に多くの利権を確保していた
"三公" と呼ばれる貴族が生き残った。

国家間による戦争や地方勢力による縄張り争いは
無くなったものの、未だに都市部や生産地といった
資本・資源を巡っての権力争いは続いていた。
その中核となっている勢力が三公であり、
互いの利権争いがこの時代の特色である。



■三公・ゼオクール公■


ハイネケン=ディアス・
ゼオクール公爵。
大陸中央北西部の重工業地帯"ゼオクール地方"を治める領主。
旧時代に戦争を勝利に導いた兵器の生産を担った功績により、
ゼオクール地方を治めていた職人衆の長が爵位を賜った事に
由来する。後に時の国家宰相とゼオクール家の娘との婚姻が
結ばれ、大陸軍10万を自在に動かす巨大な軍権力を得る。
また、ノワール元帥などの強力な軍事才能を持った
人材を 多く擁しているのも特徴。


■三公・サフワージ公■


ラガア=ルシチア・
サフワージ公爵。
大陸北部の鉱山地帯と穀物産地がある"サフワージ地方"の領主。
爵位は政略結婚を繰り返した際に得たとされる。
共和制移行に伴い一度は没落しかけるが、事業に成功し
多大な利益と利権を得て前時代を生き抜く。
その厳しく波乱万丈な生涯を送ったため、
前領主サミュアダムスは長男であるラガアに
虐待と見まがうほどの英才教育を施す。
また、前領主による領内軍拡が積極的に進められ、
数こそ2万とゼオクールの国軍に大きく及ないが、
大陸屈指の精強な兵団を擁している。



■三公・ロットハット公■


モルツ=
ロットハット公爵。
大陸南西部の小さくも肥沃な土地を持つ領主。
前時代に爵位を受けた軍人が婿養子として入った事により、
公爵家の1つに数えられる。領内には大きな資本が無いものの、
アルマズ建国初期の段階より各地の事業に投資。
結果、多大な利権を確保し、貴族社会の終焉を乗り切った。
領主モルツ自身は保守的ではあるが、息子である
クアーズはロットハット家の利権拡大の野望に燃えている。



■ソレント領主■


エイビス=リオド。
前時代に大陸軍将校として名を馳せた英雄で、
フナガン市の豪族勢力を取りまとめていた一族。
爵位こそは無いが、大陸中央都市群であるソレント地方の
膨大な利権を掌握しているため、共和化を乗り切った。
今回の物語はこのソレントの急変により動き出す。





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