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後漢剣侠列伝 人物設定

ー 第一部ー 西暦184年 ー

王堅 -おうけん-
黄巾賊の少年。并州の貧しい村・甲西村出身で、政府の厳しい取立てに耐え切れず太平道の蜂起に参加する。始めは生きるためにしかたなく戦うが、次第に義侠心に目覚め江湖の戦いへと身を投じる。

高濫 -こうらん-
王堅と同じく黄巾賊の乱に参加している少年。多少武術の心得があり多くの官軍を倒す。常に強い敵を求め戦いに明け暮れ江湖の争いに関わっていく。

延讀 -えんとく-
王堅らと同じく貧困な村から黄巾の乱に参加する。一際腕が立つ訳でもない小柄な少年だが、義侠心に厚い知恵者である。乱が終わりまとまった資金を得たら高名な学者に弟子入りし良君に仕えようと志している。

宋亥 -そうがい-
黄巾賊華北方面の活動を指揮してる幹部の一人程遠志の部下。斥候を任務として小部隊を連れいち早く戦地へと赴く役割を担う。小規模とはいえ部隊を持つためある程度の武功の心得がある。部下への気性が激しいが、戦場では勇猛果敢。

朱儁 -しゅしゅん-
絵予定地
黄巾討伐の指揮を執る将軍の一人。戦争未経験の大将軍・可進の下、官軍の指揮権を皇甫崇将軍と二分して各地の平定に当たる。物語本編では彼の手勢と王堅達の黄巾隊が幾度と無く剣を交える事になる。

李項晴 -りせいこう-
絵予定地
天幻一門の末弟。江湖の番付では100番目以降とまだまだ腕は未熟だが、俗世の人間とは一線を規す剣技を持つ。天幻道士の命により、とある書物を探しながら各地の山で篭り修行を続ける。



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