包囲戦ver1.3 ■ゲームの概要 2つの大国がお互いの軍隊を展開し合い、 泥沼の戦闘を繰り広げるゲーム。 プレーヤーは各陣営の最高司令官を担当。 巧みに兵を配置し、適切な行動で 自軍を勝利に導け!! ■ゲーム中に使われる物の解説 【部隊カード】16枚 勝利に必要な包囲ポイントを持つキーカード。 歩兵(グー) 弓兵(チョキ) 騎兵(パー)の3属性があり、 戦闘の際はそれで勝敗を決する。 【行動カード】16枚 戦闘・計略・補充などのゲーム展開を司るカード。 使い方次第で逆転もありうるかも。 基本的に使用したら山札へ戻す。 【将帥カード】4枚 両陣営で戦略方針の中核となるカード。 選択した将帥によってプレイスタイルに変化が生じる。 ■ルール ・準備 【部隊カード】と【行動カード】を裏にして、 それぞれ2つの山札として中央横に配置。 ・開始 両プレーヤーとも1枚づつ将帥カードを選ぶ。 余った将帥カードはゲーム上では使わないので外に置く。 選んだ将帥カードも手札に加えず、担当を表すために 分かりやすい場所に置いておく。 次に、2つの山札から4枚づつ計8枚カードを引く。 それが開始時の手札となる。 手札の内容を確認したら、ジャンケン等で 先攻後攻を決める。 お互い選んだ将帥カードを場の横に配置し、ゲーム開始。 ・ゲームの流れ 1.ドローフェイズ 2つの山から1枚のカードを引き、手札に入れる。   ↓ 2.編成フェイズ 手持ちの【部隊カード】を1枚場に出す。 出すカードは右翼・左翼・中央のいずれかに配置する。 1列目のいずれかに既に配置していたら、2列目に配置が出来る。 【部隊カード】を出せない・出さない場合は手札を1枚山札に戻す。   ↓ 3.軍略フェイズ 手札にある【行動カード】を使用することが出来る。何枚使っても良いが、 同じカードを2枚使う事は出来ない。基本的に、使用したカードは 効果が発動し終わった後に山札へ戻される。   ↓ ターン終了し相手のターンへ。 ・終了条件 場に配置された【部隊カード】の包囲ポイントの合計が 相手の合計より6ポイント高くなった時、包囲された事になり勝利。 また、相手の手札が無くなった時、兵糧が尽きた事となり勝利。 ・戦闘の処理 行動カードによって、戦闘を処理する場所が決まる。 戦闘処理を指示するカードを使用した方が"攻め手"となる。 右翼・左翼・中央のいずれかで、向き合う自分と相手のカードの 処理を行う。勝敗は、グー・チョキ・パーの記号が示すとおり、 歩兵は弓兵を山札に戻し、弓兵は騎兵を山札に戻し、騎兵は歩兵を山札に戻す。 同カードの場合は変動が無く、山札へと戻されずそのままで終わる。 また、騎兵同士の戦闘だけは攻め手が勝利となり、受け手の騎兵が山札へと戻される。 戦闘で負けた部隊カードの後ろに更に部隊カードがある場合は、 空いた前へと動かす。ゲーム中は常にカードの前方に空きが無い状態が保たれる。 ↓配置場所を埋めるとこんな感じ 3x3が最大 □□□ □□□ □□□ ■カードの種類 ●将帥カード 4枚 ・【猛将】 ドローフェイズ後、手札が4枚以下の時、戦闘処理で引き分けの場合攻撃側が勝つ。(騎兵の効果はそのまま) ・【智将】 ドローフェイズ後、手札が6枚以上の時、配置された部隊カードと手札の部隊カードを交換できる。 ・【宰相】 ドローフェイズ以外で、なんらかの効果で山札からカードを引く場合もう1枚引ける。 ・【老将】 ドローフェイズ後に、右翼・左翼・中央が埋まった横2列を交代できる。 ●部隊カード 15枚 ・【歩兵】グーの記号 包囲ポイント2 (4枚) 特殊効果なし。 ・【騎兵】パーの記号 包囲ポイント1 (5枚) 戦闘時、相手が騎兵ならば攻撃側が勝つ。 ・【弓兵】チョキの記号 包囲ポイント1 (6枚) 敵部隊を撃破した場合、相手の手札を表を見ずに1枚選んで山に戻す。 ●行動カード 17枚 ・【斥候】(1枚) 最前列の部隊カード1枚で戦闘処理をする。処理後に山札から1枚引く。 ・【攻撃命令】(3枚) 右翼・左翼・中央の横一列の部隊カードで戦闘処理をする。 ・【突撃命令】(2枚) 右翼・左翼・中央いずれかの縦列のみ、向き合う部隊が無くなるまで戦闘処理をする。 包囲ポイントの処理は全ての戦闘処理後に成される。 ・【決戦】 (1枚) 互いの部隊カードが正面で向き合ってる限り全ての戦闘処理をする。 包囲ポイントの処理は全ての戦闘処理後に成される。 ・【補給】(2枚) 山札から合計2枚まで引ける。 ・【急編成】(2枚) 相手より合計包囲ポイントが 上回る場合は手札の部隊カードを1枚配置できる。合計包囲ポイントが同じか下回る場合、 手札の部隊カードを2枚配置できる。 どちらの場合も配置後に山札から1枚引く。 ・【陣形】(2枚) 配置された自陣の部隊カード4枚を指定し、配置場所を交換できる。 ・【補給基地強襲】(1枚) 配置された自陣の部隊カード1枚を山札に戻す。相手の手札から1枚選び山札に戻す。 ・【偽伝令】(1枚) 配置された部隊カード2枚まで山札に戻す。 ・【計略】(1枚) 使用時にいずれかの効果を選択する。 1.全体の場に配置された部隊カードを1枚選び、手札に加える。 2.自陣に配置された部隊カード2枚まで手札の部隊カードと交換する。 3.次の相手のターン時、将帥カードの効果を無効化する。 ・【反計】(1枚) 相手のターンで、相手が使用した行動カード1枚の効果を無効化できる。 使用後に山札から1枚引く。 補足説明 ・使用した行動カードは効果をすべて処理した後で山札に戻される。 よって、使用したカードを引きなおすという状態にはならない。 ・部隊配置の横列の上限は3枚で縦列は3枚。最大9枚配置できる。