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あきゃさんによるアニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』の考察まとめ(最終更新:2006/7/19)


■朝比奈ミクルの冒険 Episode00(1話)

・TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の放映第1話(時系列順第11話)にして、当シリーズのキャラ設定が
 語られている話
 映画出演者である、ミクル(未来人)/ユキ(宇宙人)/イツキ(超能力者)はもとより、そのように望んで
 配役を決め、その世界観を自分で生み出したハルヒ(超監督)
 そして、それらをカメラのファインダーを通して第3者的視点で撮影するキョン(選ばれしモノ、鍵)

・SOS団エンブレム
 → 長門リテイクの「ZOZ団」

・”A HARUHI SUZUMIYA'S FILM”
 → 映画・・・って、こだわりですねぇ

・「・・・み、みらくるっみくるんるんっ、みっみっみらくるっみくるんるんっっ!」
 → 全視聴者を「ぽかぁーん」とさせた、伝説のスタート
   ケースA;原作既読派
    これが『動揺』に収録の『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』と気付いた時点で、狂喜乱舞かとw
   ケースB;原作未読派
    「・・・予約、間違えたっけ?」「地雷を踏んだか・・・」「なんじゃ、こりゃぁっ!」な感じ?w

・”企画 涼宮ハルヒ”
 → 放映当時ケースBであったワタシは、このテロップで、ようやくこれが自主制作映画であることを理解
   続けざまに表示される、脚本/演出/そして監督すらも兼ねているテロップには、唖然としたがw
   (はたして、自主制作とはそんなモノではあるがw)

・”白菜一玉半額!!タイムサービス”から、画面が右下にパン(動く)
 → そのガクガクしながら動く画面に、素人の雰囲気がプンプンとw
   以後、光源が逆光だったり、生録した音源そのままだったり、台詞棒読みだったり、ピントが被写体と
   違う処にあってたり・・・
   『素人が作ったものをそのままプロが違う形で作ったような(←Kさん曰く)』作りに感動w

・”森村清純さん(?6)”
 → 名前だけでなく年齢も出しているところに、宣伝臭が漂ってます
   にもかかわらず、白文字”十の位”が値札に重なって読めなかったり・・・と

・頂いた報酬を、胸にしまうミクル
 → 正しい、バニーな表現w

・バニーからカジュアルに、で切り替わり画面
 → 録画停止→再スタートの間に出るブルーバックが、なんともそれっぽくて(←実際のカメラそのまま)
   また、その停止とスタートの瞬間で出るブロック崩れに、そこまで再現するんかいっ!とw

・ミクルとユキの初対決で、両者左右からフレームイン
 → かなりロングの絵であることから、公園横の高台(建物)辺りから撮影?

・「古泉くんを・・・」と喋りながらポーズを取るミクル、の姿を追う絵
 → 全体像をフレームに納める場合とバストアップの場合とでは絵の中心が違うため、固定三脚に乗せた
   カメラを「ががっ、ががっ」と引きずりながらズームイン?・・・リアルすぎw

・”対象年齢10才以上”
 → キョン・・・剥がしておけよw

・「うぅ〜、こうなっては奥の手で〜す」
 → このシーンから、左目が青色(コンタクト装着)に

・「ミクルビィ〜ム!」で閃光!の後、光量オーバーで焼き付いたかのようにブラックアウト・・・
 → と思いきや、黒画面からいきなり、ピンぼけ絵→次第にピントが合うように
   ブラックアウトであれば、光量が徐々に復活するハズ・・・、つまり
    レンズの前を『何か』が遮った
     → ピントが『何か』に移動(オートで近点に)
     →『何か』が急になくなり、ピントが近点から遠点に(=ピンぼけした理由)

・↑で次第にピントが合うまでの間
 → 「タッタッタッタッタッタッタッ」と、みくるに7歩で接近した長門
   原作では『瞬間移動したように』だったが、あえて”近寄った”音を入れていますね

・長門がみくるに掴みかかってから、地面を映すまでの、絵
 → 上、で空にピント > カメラを上に持ち上げて、何が起こっているのか裸眼で確認
   水平、で押し倒しシーン > カメラを三脚に載せようとセット・・・↓
   上、で微妙に横に揺れ > ↑の過程で、取り付けるのにカメラを一度上向きに
   水平、でハルヒ下半身フレームイン > なんとか取り付け終了、で「何をやっているんだっ・・・」
   下、で地面の絵 > ところが、三脚の上下固定ネジが緩んでいたため、カメラが下向きに

・大森電器店CM「乾電池から・・・」で左手に持った乾電池を見せるミクル
 → 自分に見せるような持ち方(手のひら自分側)が、みくるらしい

・通学路でイツキとユキの会話シーン、の収録音
 → スズメとカラスの鳴き声から、朝方の撮影と思われる(←日差しと影の具合からも)
   また、その音の途切れ方から、それぞれのカットを交互に撮影した模様

・ユキの右肩に乗るシャミセン
 → その重さゆえ、段々とずり落ちそうに・・・
   で、それを支える(仕舞いには、手を添えて落ちないようにする)ユキが、らぶりぃw

・勢い余って、電柱に特攻するミクルw
 → マジで痛そうな音、と声・・・天然ってス・テ・キw
   ちなみに、
    古泉を押した時点で既に止まっているやん!とか
    ユキとイツキが並んだ絵(「こうするのだ」)には電柱なんてないやん!とか
    「ここはひとまず退散して・・・」でユキの立ち位置が逆(←背景より)やん!とか
    去って行ミクルの絵でまだユキが去り切れていないやん!とかとか・・・
   の突っ込みは、禁則事項ですか?超監督w

・ミクルが追いつめられている場所
 → 下が板張りであるため、人が歩くたびに三脚で固定したカメラの画面が揺れております

・「って、まだ半分あるのか?コレ」
 → って、まだ半分あるのか?考察w

・「あなたは彼女を選ぶべきではない」から始まるユキの台詞、と長門のアドリブ
 → 以下アドリブと思われる所を抜粋>考察
   「私と共にあって、初めて有効性を持つコトに」> 長門に変化をもたらす
   「私と共に、宇宙を有るべき姿へと進行させる」> 情報統合思念体の永続
   「彼女に味方して、未来の可能性を摘み取る」 > 自立進化への糸口が途絶える

・「しかしさっきの長門の・・・ユキの台詞はイツキに向かって言っているんだよな・・・」
 → 少しは自覚して・・・ても、それを否定している、矛盾か(心で頷き、理性で拒み)

・ユキの台詞と長門のアドリブを受けて、考える古泉、とその返答
 → 人差し指を立てて考える仕草は、演技でなく古泉の地、かと
   「どっちにしても彼、いや、このシーンは僕ですが」> 声のトーンが、既に地w
   「鍵はあくまで、扉を開ける手段でしかないもの」 > 鍵は一つ、では、扉は?

・「おそらく、変わるのは・・・」で、後を続けず笑みを浮かべてカメラ目線
 → 古泉が見ているのは”カメラ”の先の・・・

・「今の僕には決定権がない」
 → 「僕」は「彼」ではないから、の意
   また、「僕」>「彼」と置き換えると、「決定権」>「その意志」に?

・「まだ結論を出すには早すぎる僕は考えます」
 → 「僕」> 古泉、つまりこの台詞は古泉自身の考え

・「保留、ってことで今は手を打ちませんか?」
 → 仮に、情報統合思念体の主流派が状況の変化を望んで動き出すようなことがあれば、機関も未来人も
   それを押しとどめることは不可能・・・なので、かと

・「僕たちにはまだ考える時間が必要なんです」
 → 「僕」ではなく「僕たち」、つまりSOS団

・「あなた達が全ての真相を語ってくれるなら」
 → 情報統合思念体は、『鍵が扉を開けて変わる様相』をある程度想定している?

・「我々は情報の不足を、何よりも瑕疵とする習慣がある」
 → 某対象の観察で得られる情報だけが、不足しているモノなのか、それとも・・・

・「可能性の段階では、明確な行動を取ることが出来ないのだ」
 → すなわち、これを持って先の古泉提案『保留』に対する回答、かと

・「えと・・・本年度前期、は、昨年対比、で、伸張率80%なので・・・」
 → だからこそ『TOBでぇ〜株を買い占め(←『恋のミクル伝説』歌詞)』なのか?w

・ミクルとイツキの同棲生活
 → 原作だと、この舞台は鶴屋さん宅の離れ(別荘)
   余談;製作段階を語っている『溜息』では、キョン妹が出演したという事実はない
      が、当内容に当たる『動揺』本編には、ちゃっかり加わっているという事実

・イツキへのユキの正当なアタック
 → 長門さんのお手製弁当!!・・・って中身はコンビニ弁当じゃないですよね?w

・「そうために・・・あたしは・・・未来から・・・来たのですっ!」
 → 池の時と振り付けが違いますけど・・・バージョンアップ?w

・その最終決戦の場
 → 北高の屋上って、柵(フェンス)ないのかっ?!怖えぇぇ!!
   ・・・って思ったら、よく見ると屋上に通じるドアの近辺に、ありました
   ・・・腰より低い高さですがw

・「いぃ?!をぃ!シャミセン!喋るな!喋るなって!!」
 → ココ、原作未読派には謎が残りますね(←出典『溜息』)
   それにしても”緒方健一”さんのシブイ声がまた、はまるハマルw
   余談;「側聞したところ、君にはそのような能力があるハズだが」
      >現実で長門がこの能力を(誰に対しても)使うことは、ナイでしょう

・ミクルとイツキが並んで歩く、桜並木
 → ホント、『狂い咲き』というぐらいに咲き乱れてますなぁ・・・季節は秋なのにw

・学校の視聴覚室で試写中
 → 文化祭当日の早朝にしては、前日設営による飾りとか、前夜祭の名残とかが見られませんね

・ラスト2分でようやくお目見えの、愕然として口を開いているキョン、とヒロインの”超監督”
 → カーテンの隙間から差し込む目映い朝日を全身に受け、
   しかしてその眩しさよりも強い輝きを瞳に宿し、
   満面の笑みでご登場のお姿に・・・素直に感動したw

・「これを衆目に晒すというのかっ」
 → U局だけど放映されちゃったから、うんw

・「ねっ!キョン!!」
 → で、始まった(終わった)物語、と

・EDスタッフロール
 → お一人だけ巨大フォントで表示の”超監督”は、まぁいいとして(←いいのか、それで!<キョン調>)w
   通常フォントで”超編集 重村健吾”の下に小さく(キョン)という表示がw

・次回予告
 → 果たして、コレが第何話に相当するのか見当が付いたのは、かなり後になってからであった、とさw
   そして告げられる次回こそ『憂鬱』の1話である真実と、
   動き回るキャラと、
   そのハイクォリティな映像に、
   「地雷」どころか「核弾頭」を踏んだと確信したワタシでした、まるw

 

■涼宮ハルヒの憂鬱T(2話)

・放映順2話目にして『憂鬱』シリーズの第1話(時系列順第1話)
 内容は、そのものズバリ『ボーイ・ミーツ・ガール』と『ガール・ミーツ・ボーイ』
 但し、正確な意味での『ガール・ミーツ・ボーイ』は、『憂鬱Y』におけるアノ瞬間と思われ
 <起>出会い <承>会話 <転>閃き <結>発足

・「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは・・・」
 → 原作『涼宮ハルヒの憂鬱』のプロローグにして、『憂鬱』の根底(選ばれた理由の一部)に触れたモノローグ

   また、その語りについて>
   1人称ナレーションでの進行は原作通りであるが、キョン役”杉田智和氏”の語りが、これを見事に表現
   それどころか、この作品の持つ独特の雰囲気をさらに盛り上げ、視聴者を引き込んでいくその技量に
   感嘆の念が絶えない・・・声優さんは偉大ナリ

・画面枠を絞って”The melancholy of Haruhi Suzumiya”
 → 『憂鬱』シリーズの始まり

・キョンの、入学式当日登校風景からクラスでの自己紹介、までの映像
 → 画面全体の色彩を抑え、また微妙にホワイトブラー(ぼかし)を加えて”色褪せた世界”を表現
   語りの内容(上記モノローグ)に合わせて、と思われる
   (適度なリズムで明るめな調子の曲をバックに、テンポのいい語りで”暗い”イメージは感じられない)

・「いつしか俺は、テレビのUFO特番や心霊特集をそう熱心に見なくなっていた」で振り返り、ロングで街の風景
 → 語りの内容に合わせ、今まで上ってきた道(街→過去)を”振り返って”いる描写

・「・・・そいつと、出会った」
 → ここまでは平穏(平凡)であった、と

・「ただの人間には興味ありません。この中に・・・」
 → 放映当時、まさに新学期到来というシーズンであった訳だが・・・コレを真似たヤツは挙手ノノw

   よくある(かもしれない)引用例>
   「ただのアニメには興味ありません。
    この中に、脚本・演出・構成・声優で推薦出来るモノがあれば、ワタシの処に来なさいっ!以上っ」w

・「・・・これ、笑うとこ?」で振り向くと・・・
 → 世界に色が戻る(>世界が始まる)
   そして『涼宮ハルヒ』そのものを表したような曲が、スタート

・「えらい美人がそこにいた」
 → ”色褪せた世界”の色を戻し、自分の根底に未だ根付くモノに触れ、そして・・・
   『ボーイ・ミーツ・ガール』

・着席したハルヒを中心に据えた画
 → 注目させたいキャラ(人物)をわざと中心に据えない画が多い中、あえて正道まっしぐら的にど真ん中の配置
   キョンの”愕然として注視した”の描写かと

・「こうして、俺たちは出会っちまったぁ〜」でトイレの性別マーク
 → 男と女=『ボーイ・ミーツ・ガール』
   余談その1;なぜ、トイレのマークなのか・・・
         → 今後(語っている現在において)二人が「クサれ縁」の仲、の意味で
   余談その2;「しみじみと思う・・・」でトイレの全景画(男性が左、女性が右)
         → OP『冒険でしょでしょ?』で「私を見てよね」部分における、
           「キョン(左)」「ハルヒ(右)」と配置(構成)が同じ
           ・・・意図的に、でしょうねw

・「・・・偶然だと信じたいと」
 → 残念ですが、”必然”です・・・w (しかも、『二人にとって』w)

・教室に入って、座っているハルヒの横を通り過ぎる際に、チラッと様子を伺うキョン
 → 魚眼レンズの歪み描写 =「ヘンなものを見る目」

・「止めとくも何も、そんな気はないんだが」の途中で被る、短距離走のスタート音「ターン」
 → 台詞「ない」のところで音が鳴っていることから、「はい、それダウト!」の意とも取れたり

・谷口の1年女子品評を聞きながら、女子の短距離走を眺めているキョン
 → 「AA+」と評された朝倉と、全力疾走で走るハルヒ
   奇しくも、この時の両者の髪型は「ポニーテール」
   ・・・さて、キョンが見ていたのは?

・「片鱗そのいち〜」ハルヒ髪型七変化の背景
 → 「曜日で髪型を変える理由*1↓」については、後に触れるとして・・・
   その髪型変化で、日が変わるごとに背景(机や椅子の位置、日差しの当たり具合)まで微妙に変えて・・・
   そりゃまぁ確かに、毎日掃除して机や椅子を動かしていれば、同じでないのは確かですけどw

・「片鱗、その、にっ」男子が叩き出された後で、学級委員(朝倉)に小言を言われているらしい、と判る風景
 → ハルヒは既に着替えを終えており、また他の女子はまだ着替え始めていない
   にも関わらず、教室内からのアングルではなく、外(たぶん旧校舎)からの視点なのは・・・
   男子共々、視聴者も叩き出された、という意図ですかね(・・・カーテンも閉められるしw)

・「片鱗そのさん〜」どこぞの運動部(陸上部?)の引き留めを、完全無視して去るハルヒ
 → 引き留め台詞「・・・何なら週一でも・・・」って、それ問題アリアリでしょ?w

・ハルヒの走るシーンから「何がしたいんだろうなぁ、こいつはよぉ」まで流れるコミカル調のBGM
 → その絵と相まって、見ていて非常に楽しい(呆れた)気持ちに・・・w

・「曜日で髪型を変えるのは、宇宙人対策か?」で「何時気付いたの?」と返すハルヒ
 → 初めて話しかけられた「どこまで本気だったんだ?」の時とは、明らかに違う反応
   つまり、自分の行動(曜日で髪型を変える)を『日常とは違う何か(宇宙人対策という例え)を求めている』
   として捉えてくれる人を探していた、と*1↑
   そして、その信号を正しく受信した相手に興味を持った、と

・「そうかい」と返され、そっぽを向いていた顔を戻し、相手(キョン)を見続けるハルヒ
 → このシーン、TVでは(『消失』とセットであるほうが良いという理由で)意図的に除かれたエピソード
   『笹の葉ラプソディ』の、とある出来事に結びつくものと推測
   すなわち、目の前の相手に『過去において自分の行動を理解した人』*2↓と同じ雰囲気を感じ取って・・・↓

・「あたし、あんたとどこかであったことがある?ずっと前に」
 → ↑・・・思わず尋ねてしまった、と(←声が真剣味を帯びていることから、推測)
   この後「いいや」の返答を聞いてついた溜息は「(あの人と)同じであるはずがないのに・・・」

・「翌日、長かった髪をばっさり切って登場した」理由
 → 中学時代と変わらない、ツマラナイ毎日
   しかし、『自分の行動を理解した(=本当の自分を見てくれた)人』を見つけるコトが出来た
   だからもう、髪型を変える必要はない・・・で、ばっさり

   身勝手な解釈>
   ここで『ガール・ミーツ・ボーイだから』と言い切れないのは、以降の『憂鬱』シリーズにおけるハルヒの
   行動(言動)がその理由
   この時点ではまだ、キョンのコトを異性として認識していない模様(無意識化では判っているけれども)

・「付き合う男、全部振ったって本当か?」に「なんであんたにそんなコト・・・」と愚痴りつつも答えるハルヒ
 → 本来、このような質問は、完全に無視か撃退していたハズ
   しかし、(自分を見てくれた)キョンに対しては・・・

・「そういう大事なことは、面と向かって言いなさいよっ」に「一応同意しておこう」
 → そうね、「面と向かって」・・・ちゃんと実行するよね?>キョンw(→『憂鬱Y』)

・「そっちのほうが、面白いじゃないのっ!」で言葉を返せないキョン
 → 冒頭モノローグの語りが生かされて、ここは「唖然」7割の「羨望」3割なシーンですね

・「さらばハルヒっ、ふぉ〜えばぁ〜〜」で「・・・偶然だよな・・・」
 → お約束な展開・・・にもかかわらず、この喋り方と相まって、思わず喝采を上げてしまったw

・「入る学校、間違えたかしら?」「これだけあれば少しはヘンなクラブがあってもよさそうなのに」
 → 彼女が北高を選んだ理由は、なんだったのか?
   彼女が面白いクラブを探していたのは、単なる「面白探し」だけだったのか?
   → ハルヒは『あの人』*2↑の痕跡を探していたのでは?

・キョンの演説を聞いている内に、何か思い当たるような・・・と、話の腰を折って「うるさいっ!」
 → 探すことに夢中であった彼女にとって「無いモノは作ればいい」というキョンの指摘は盲点だった、と

・「気が付いたっ!!」
 → 気が付いたのは、何?
   1,「面白いコトを探すための、部活作り」
     > 表向きには正解だが、「限りなく正解に近い不正解」
   2,「キョンと一緒に、面白いコトを探すための、部活作り」
     > ハルヒ自身が認識していない、無意識化での解答が、コレ*3↓

・「ないんだったら、自分で作ればいいのよ!」「だからなにを?」「部活よっ!!」
 → この発案以降、部室(+部員)確保>部員補充(拉致)>名称決定>部員補充(連行)>そして目的発表と
   なるわけだが・・・*4↓

・「協力しなさい」
 → 発案時点で既に「彼は自分と共にある」ことが大前提となっているところが、ポイント*3↑
   彼にとっての謎「なぜ俺が・・・」は、彼女にとって「当たり前」となっている訳で

・「何のクラブを作るつもりなんだ?」「どうでもいいじゃないのそんなの!とりあえずまず作るのよっ!」
 → 目的が思いっきり後付け*4↑なのは、大前提*3↑が最重要事項であったから

・「これからこの部屋が、我々の部室よっ!」
 → スチールデスク1,パイプ椅子3,本棚(5段組)2,本多数(左記本棚に収納、収納率7〜8割),
   ワープロ(ハード)1,カーボン印刷機1,黒板大1/小1,掃除用具入れ1、が初期値であった、と

・「・・・長門有希」
 → 『あの時』からずっと、『この時』を待ち続けていたかと思うと・・・長門ぉ〜><

・「で、次の日っ」
 → 単なる進行台詞であるが、キョンのこの語り口調が絶妙

・「先に行ってて!」で教室を飛び出していくハルヒ、とそれを追う構図
 → 顔を前に出して(近)から走り去る(遠)動きで、飛び出す勢いを演出
   また、背面の壁を歪曲(手前:窓側>近,奥:廊下側>遠)させて、その勢いを補佐表現

・「帰っていいかなぁ・・・俺」で座ろうとしたところ、勢いよく開かれる部室の扉
 → 開く前に振動する扉と開けた後の右手位置から察するに・・・ドアノブ回してないよね、コレw

・「またしても美少女だった・・・」で流れるタンゴ調のBGM
 → バイオリンの弦音が悲壮感を漂わせてイイですね・・・題して『朝比奈みくるの受難・その1』とか

・鞄はどこに行った?
 → キョンが立っている付近(部室廊下側)のスチールデスク上に置かれた、鞄・・・
   「めちゃめちゃ可愛いでしょ?!」以降の画から消えてます(・・・だからどうという訳でもないケドw)

・「あたしねぇ〜、萌えって結構重要なことだと思うのよね〜」で右手の人差し指を自分の頭に
 → ハルヒは自分の考えを説明する際に、この”人差し指を動かす(回す)”という仕草をよくしますね
   まぁ相手は限られている訳ですがw(らしい、というか、なんというか・・・)

・「大丈夫っ!名前ならたった今考えたから」「・・・言ってみろ」
 → 「たった今」なのが胡散臭いが、取りあえず言ってみろ、というキョンの心情が見て取れ

・「皆の衆おしらせしよう・・・新しく発足するクラブの名は今、ここに決定したっ!」の画面
 → 背景、校舎、部室の中、そしてキャラと、3Dの位置構成で配置
   もちろんアップの際はブラー(ぼかし)を加えて、と・・・

・「世界を、大いに盛り上げるための、涼宮ハルヒの団」ルビ
 → 厚みを持たせた3D文字、しかも金色と・・・派手派手しさをアピール
   その飛び散り方は、OPタイトルのそれと似通わせているのかな?

・「好きにしろよ・・・もぅ・・・」
 → 物語第1話の終わりは大抵、”これからこんな雰囲気で進みますよ”という演出になるわけですが・・・
   これを見る限り、『キョンの憂鬱』ですよねぇw
   (まぁしかし放映時間的には第2話となっているのだがw)

 

■憂鬱W(10話)

・緑ジャージ(3年生)カップルの動向
 → ハルヒがダウナー時に良好で、ハイ時に悪化

・「・・・ディテールに凝るはず・・・」
 → 胸ホクロ注視の描写

・朝比奈みくるの悩殺写真館
 → SOS団公式HPにキョン閲覧後の写真館アリ

・長門カットイン時の背景が月
 → ハルヒ=太陽、長門=月の揶揄

・ナイフを掴んだ後の出血
 → 「情報連結の解除を申請・・・」でナイフと共に消去

・朝倉涼子の高速詠唱
 → リバース1/4再生で「キョン君のコト、好きなんでしょ?判ってるくせに」

 注:かなり音量上げないと聞こえないです。聞こえる人は2秒くらいから聞こえます。

・朝倉転校事情語り時の黒板
 → 「思念」体、「思うこと」の文字

・「離れないで」とキョンを引き倒し
 → 間に入れない後方からの襲撃時に備えて(=蹴り飛ばし易い位置にw)

・スライド移動ではなく、ジャンプして天井(?)にタッチ
 → この空間内は朝倉の制御下
 → 物体に直に触れて情報操作
 → シールドを展開
   余談;初めの攻撃は自らの左手(に斥力場を発生させ?)で防御

・部室に「本日自主休日」の張り紙
 → キョンを引きずっていた場は新館廊下、が、部室は休館のハズ・・・
   神の手?w(単なる演出効果→「バンッ!」かな)



■射手座の日(11話)

・ハルヒのドロップキック
 → その瞬間、キョンはしっかりと目を開いていたw

・コンピ研部長が飛ばされてバウンド
 → 団長の、見事な、着地シーン

・カエル絵の下水蓋
 → 『臭い』→『クサイ』→『恥ずかしい』気持ちに、蓋
   孤島症候群後編のホクロにチョロ毛と、同様の解釈

・「あなた方二人は理想系と言ってもいいくらいの信頼感で・・・」直後に長門とキョンのカット
 → ゲームに興味を示しつつも、キョン(とハルヒ)の『信頼』に惹かれている長門

・「本日天日晴朗なれども波高し」
 → 冒頭のプール水面上に木の葉=平凡な日常 → 波高し=やれやれ・・・
 → ゲーム終了後、穏やかなプールの水面=また平凡な日常に

・「エネルギーを視線に込めて送って・・・」で長門とキョンのカット
 → コレを聞いた長門、後に自分の『思い』を込めて・・・

・「我々には敗北以外の選択肢がなかった」この後に原作にはない「それを是正したい」が
 → 長門の意志表明

・「条件を対等にするだけ。許可を」この後にある原作の「枷をはめたのは」をカット
 → 長門の『思い』を全面に押し出す描写に
   その瞳に『思い』を込めて、その瞳にキョンを映して

・「ひょっとして・・・勝ちたいのか?」という原作にはない台詞
 → これが長門の『思い』
   余談;ではなぜ『勝ちたい』と思ったのか・・・
      それは、キョンの「信頼」が欲しかったから・・・と推測

・「そう」と答えてリターン
 → 長門が打っていたプログラムを解析してソースにおとし、コンパイル、実行すると・・・
   画面上で出ていたメッセージと同じモノが出ますw

・コンピ研部長とハルヒから求められ、キョンを見る長門
 → 「あなた(の意見)は?」という瞳で見つめ、
   「おまえの好きにしろ」というキョンの「信頼」を受けて・・・↓

・本の上でタイピング
 → ↑・・・嬉しかったのでしょうか?w
   (すいません、まだタイピングの解読出来ていませんw)



■ライブアライブ(12話)

・動きまくるモブと話題のライブシーン
 → 当話原画担当21人の努力の結晶(←通常は第2原画を含めて、多くて10数人)
   なお、ライブシーンはED同様に30コマ/秒(←通常は24コマ/秒)
   両方とも監督は山本さんですね

・谷口達と会って分かれるまでに、3回のニアミス
 → 文化祭をキョン視点で見つつ、ENOZの状況も同時進行

・『God knows・・・』歌詞
 → Cメロ部をメインに、全体に渡って以後(以前?)の憂鬱Yの展開(気持ち)を暗示
   また始めの2節では、舞台に立てなかった他二人への、謝罪の気持ちも揶揄

・『God knows・・・』演奏中のハルヒ視点
 → 2回ほど(唄い始めと終わりに)、右手側(長門)をチラッと・・・
   (実際の演奏中でありそうなだけに)細かい演出ですこと

・MC紹介で不動長門
 → さながら、吟遊詩人(・・・カッコイイw)

・ベースの舞
 → 『God knows・・・』 指で演奏
   『Lost my music』 ピックに変更

・『Lost my music』歌詞
 → 「I still I still I love you」=「アイシテル・アイシテル・アイラブユー」
   内容に関しては現時点で不明(判断保留)

・『Lost my music』のフルコーラス版(『詰合』に収録)における曲間のギターソロ
 → これぐらいよくある技巧かもしれない・・・が、長門が弾いているかと思うと・・・爆w

・ENOZ演奏前から降り出した雨
 → ハルヒの気持ち
   解釈1,「観客が少ないから・・・」   → 積極性、ポジティブ
   解釈2,「余計なこと、しちゃってるかな」→ 不安、ネガティブ
   余談;2曲目『Lost my music』でも激しく降り続いているのは・・・
      「もう、止まらないっ!」(←歌詞)から?w

・コトの顛末を語るハルヒが、大人しい件
 → 上記の解釈2と、その時感じた「何か」に戸惑っている

・「そちらの・・・お友達と」の台詞の間で、ハルヒが「ぁ」と反応
 → 『常に隣にいる(いてくれる)』という無意識を、意識

・昼休みなのに、人がいない中庭
 → 始まって間もない(皆が昼食を食べている)頃と推測
   ・・・キョン、ごはんちゃんと噛んで食べたかい?w

・強い日差しで校舎の色がとんでいるのが、(薄い)雲に隠れて色が戻ってくる
 → 自分の感じている気持ちが分からない
 → 「でも、ぶっつけにしては、なかなかの演奏だったな」
 → キョン(=自分を理解してくれる人)が傍に来てくれて、気持ちが整理されてくる

・ときおり吹く、強い風
 → ざわめく(戸惑う)心情

・ふと、休館のSOS団部室のある方を見るキョン
 → 原作では「寡黙な宇宙人製ヒューマノイドインターフェースがいないか」だが
   今話までの描写を見ると「SOS団設立がハルヒの精神をいい方向に」と思えてくる
   (↑『憂鬱』の頃は、自分から他人に関わるようなことはしていない、が今は・・・)

・”それはな、おまえが人に・・・”
 → ハルヒ、長門に続いて、キョンによる『瞳語り』

・瞬間的に吹かれた風に戻されて、自分に葉が・・・
 → 願望を具現化するハルヒが、(この瞬間は)フツウの女の子っぽく・・・の描写

・苦笑するキョンを見てむくれる・・・が、次の瞬間閃く
 → 今まで悩んでいたコトが、先の風で飛んでいき・・・
   気が付いたら、キョンに対する気持ちで満たされていて・・・
   だから、彼(もしくはSOS団)と『一緒に何かを』やろうと・・・

・放映日(最速6/19)にまつわるエピソード
 → 解釈1,『涼宮ハルヒの詰合』発売日6/21直前でPR(メディアミックスのコラボレーション)
   解釈2,ラス前に、秋頃の(憂鬱からの)ハルヒの内面の変化を描写
       同時に、次の憂鬱Xを見て感じる、内面の落差を見る側に与えるため
   解釈3,モデルとなった実在する県立西宮北高等学校の文化祭(6/17,18)に合わせて

   ・・・全部正解な気がする・・・w

 

■憂鬱X(13話)

・涼宮ハルヒの”憂鬱”を見るモノ全てに与える描写
 → 今までのアッパー(ハイ)を見せつけられている分、その落差が激しい
   また、この状態からいかにしてあのようなハルヒになったのかを、次回憂鬱Yに期待させている展開
   (”最終回”は例の、あっかんべー、ですからねぇ・・・ホント仕込みに手間を惜しまない構成ですこと)

・アバンで二人がマンションを探す道の横に、川
 → 原作通り、この川は桜並木(みくるの告白した場所)に通じるものかと

・マンション玄関ドアの足挟み
 → 挟まなくても、センサー感知で開きますって・・・w

・マンションの管理人
 → 爺さん役ならこの人”青野武”・・・相変わらず豪勢な脇役ですね

・「ご丁寧に、どうも、ありがとうございました」
 → 管理人に自分のコトを言われ、不思議探索から一気に醒めた調子で

・マンションを出て直ぐのキョンの視線
 → ↑でハルヒの態度が変わったことを気にして

・長門の背後を自転車が通る
 → ”ごく普通の”住宅街を描写?

・長門が持つコンビニ弁当
 → アバンで「そろそろ長門の住む・・・」の時に映っていたサンクスで購入?
   っていうか、それで足りるのか?長門・・・w

・長門に朝倉のコトを聞くハルヒの、声のトーン
 → 探索開始時と比べて、かなり低めに
   ミステリックサイン時の「今日はここで解散!」と対比すると差が明確
   (↑双方とも、結果が出なかったのに)

・目を閉じるハルヒ、そして、挨拶もせずに長門と分かれる
 → 無口な知人(→この時点ではまだ”仲間”という認識はナイと思われる)に諦めを感じて

   または、二人で居ることを指摘されて・・・的な見解>
   「メガネ、どうしたの?」に長門の「・・・(彼に聞いて)」的視線を「・・・(彼と何を?)」
    と受け取って、目を閉じて(→「(なんにも)」)去る・・・とか

・すれ違いざまに「気を付けて」
 → ハルヒのダウナーオーラを感じた、長門の忠告

・「これからどこに・・・」で「べつに」と無表情で答えた時の心情
 → 第一回不思議探索ツアーの時に望んで適わなかった、キョンと二人の状況・・・
   にも関わらず、何も、見つけられない・・・”平凡”で、”フツウ”な状況・・・↓

・「あんたさ、自分がこの地球で・・・」
 → ありふれた、”フツウ”の日常・・・あの時初めて感じた・・・
   彼なら分かってくれる(←ただし弱気)の思いから、吐露

・ブランコに座る幼少時のハルヒ
 → 鎖を両手で掴んで座る、というワンアクションではなく
   右手左手(首もその向きに)、そして座る・・・細かいですね
   余談:物静かな中にも何かを訴えかけているようなBGM(ピアノ)が、凄く雰囲気に合っている
      次回の”あのシーン”でも使われる?

・「実際あたしなりにそうしたつもり」〜「そうやってあたしはいつの間にか高校生に」
 → 笹の葉ラプソディのエピソードを抜いている分、一人で藻掻いていたイメージが強調されたかも
   (アレは、確かな”切っ掛け”を与えたはずだから)

・「少しは何かが変わると思ってた」の後ろ姿
 → 「(・・・あなたと会えて・・・)」

・踏切
 → 二人で渡る = (憂鬱Wの)今まで、キョンと二人で歩いてきた
 → 一人で引き返す = また一人に・・・(逆行)

・送り迎えのタクシー(ハイヤー)運転手
 → 言わずと知れた、バトラー新川さん(機関のお一人)

・タクシーの中で、延々と古泉の台詞
 → 高速道路の延々と続くイメージが、宇宙やら人間原理やらと相まって・・・ながっw

・神人の動き
 → 飛び回るような描写ではなく、まさに八つ当たり(イライラ解消)的な動き
   腕に反動を付けて(反り返って)、殴るとか

・「僕の同志ですよ」
 → 赤い球体は3つ
   1人で1つだとすると、「田丸兄弟、新川、森」の内の3人?その他?

・「ちょっとしたスペクタクルですよ」
 → 京アニにしては、えらく地味な表現
   この前のシーンのあっさりした神人退治も含めて、敢えて地味に仕立てた感が
   (ハルヒの”憂鬱”さを全面に押し出すためのバランス配慮?)

・「分かってしまうのだから・・・」
 → 珍しく、古泉の表情(横顔だが)が作り物ではないように見えるシーン

・EDのスタッフロールで、ハルヒが一人
 → キョンに解ってもらえなかったと感じた、孤独感の表れ
   (憂鬱V時との対比)

・次回予告
 → 「じゃぁまたな」>?
   「お風呂入れよ、歯磨けよ」>ド○フの締め
   「私たちフツウの女の子に戻ります」>キャン○ィーズ解散
   「我がSOS団は永久に不滅です」>長○引退
   「来週もまたみて下さいね」>サザ○さんの締め
   「じゃんけんぽん!」>?
   「あ、見えねぇ!」>?

   ・・・次回で終わりか・・・><

・「ばかぁ〜!!」
 → サムディインザレイン予告「お疲れ様、キョン・・・」と同じ描写と思われ
   (次回の、あの後、目が覚めてのお言葉、かと・・・)

 

■憂鬱Y(14話)

・”The melancholy of Haruhi Suzumiya”
 → そいえば、『憂鬱T』の出だしでもありましたね、このタイトル表示

・洗面所で歯を磨く兄、と同じ仕草の妹
 → 原作にて「何でも真似る」という性格の描写か

・「あっ、おっはよ〜」と友達二人の側にかけていく、妹
 → 相手は、ミヨキチ(←出典『憤慨』)ではなさそう

・「長門は気の毒にも文芸部を根城にしてしまったハルヒの被害者であり・・・」
 → ・・・なんとなく・・・『消失』長門のイメージとダブったワタシw

・「とっさに!俺が彼女と、床との衝突を防ごうとしたまさにその時・・・」
 → その時・・・!
    長門の左手はキョンの左腕を、
    右手はキョンの右肩を、
   掴んでいた(=しがみついていた)訳ですがw

・「ちっ・・・」
 → 吹き出しから「・・・」がはみ出している処が、キョンらしい

・「ネコ耳?ナース服?それとも女王様がいいいかしら?」
 → 前2つはともかく、最後のは・・・想像デキマセン(ハルヒならともかくw)

・MIKURUフォルダーから表示する一枚”mikuru01.jpg”
 → 例の公式で見られる”IMG_2668.JPG”のとは、違ってますが
   これだけ見られる理由は・・・なるほど、そゆことでしたか

・朝比奈さんに後ろから迫られてマウスを渡すまじとするキョン、を見ている長門
 → この”動き”を見て、空中マウスの仕草を真似たのでせうか?w
   (↑「射手座の日」でマウスを操作する長門を参照)

・「あんた、メイド萌えだったの?」「なんのこった」
 → で、バニーに着替えるハルヒ・・・ツンツンw
   余談:公式販促イラストによると
      みくる>赤,ハルヒ>黒,そして・・・長門>白っ!(さらに眼鏡ON!)
      幻の白ウサギ長門w

・「着替えるって言ってるでしょ!」で左手を振るみくる
 → ハルヒの機嫌に敏感に反応
   この後キョンの「だから?」で火に油を注いだコトを察して「ひっ」と悲鳴を上げてるしw

・「〜〜〜っ!でてけぇ!!」
 → ”〜〜〜っ!”の時のお顔が秀逸です!団長!!w

「結局、フツウと言えばフツウの毎日だった」
 → これは・・・『サムデイインザレイン』でキョンと長門が部室に・・・の時のBGMですね
   DVD付録では、こっち(憂鬱Y)に収録されるのかな?

・部屋に入ってくる、キョン妹
 → ハミングは・・・ハレ晴レユカイですな・・・
   ・・・アレ?・・・これは来年の北高祭で・・・↓

・「一言ぐらい声を掛けろよ」で、てへっな仕草のキョン妹
 → ↑これは・・・組長『ネ申』伝説か・・・!!w
   (↑自分で頭を叩く仕草が、朝比奈(大)と同じ、でしたね
   個人的には、=(イコール)ではない、と思っているのですけど・・・)

・現れた赤い古泉の内部に見える、光の筋
 → レム睡眠云々を語っていた筋と、同じモノ?(色違い)

・廊下を進むハルヒの顔が、嬉々としたモノに
 → この活き活きとした表情に、視聴者は「ヲイヲイ・・・」と感じる訳でw

・「涼宮さんが構築した、新しい時空なんです」
 → 規模、情報量ともに、vs朝倉後に教室を再構成した長門の比喩どころじゃ・・・
   まさに”世界創造”

・「アダムとイヴですよ」
 → 『憂鬱T』時の「出会っちまった」表現

・「産めや増やせやで・・・」
 → なんともまぁ、直感的に解る、映像の流れですことw
   (ヒワイな感じはしませんけど、ね)

・「涼宮さんが望めば、あるいは・・・」
 → 朝比奈(大)(とこの後に語られる長門)の言い回しに比べて、別な意味で直接的な表現のヒント

・”YUKI.N>みえてる?”で浮かぶ長門の姿
 → バストショットで腕の両肘から下は不鮮明
   光源の当たり方といい、背景・配置といい、「闇夜の中の一筋の光明」

・”YUKI.N>そっちの時空間とはまだ完全には連結を・・・”
 → 果たして、長門はどのようにしてこの時空間と連結をしたのか・・・
   考察1,PCに仕込んでおいた(←この時空間の環境は、元いた時空のをコピーしたと考えた場合)
       → この時点ではまだPCというインターフェースに慣れていないハズなので、却下w
         (↑『射手座の日』参照)
   考察2,PC(内部データと表示ディスプレイ)媒体を通して、直に(強引に)時空を連結した
       → 有力なのは、やはりコレか
   考察3,本に挟んだ栞(長門直筆文字アリ)に攻性情報が埋め込まれていた
       → さすがに考えすぎやねw

・”YUKI.N>また図書館に”
 → ようやくOPのアレが・・・(クルクルと頭で解ってはいても、実際に来ると感慨深いものですw)
   直前の”わたしという個体もあなたには戻ってきて欲しいと感じている”も重要ポイント
   (↑「ハルヒには」ではなく「あなたには」が・・・)

・神人降臨時のBGM
 → オーケストラで来ましたか
   楽曲の出典は解りませんが、賛美とか神とか世界がキーワードっぽいですね

・「元の世界の、あいつらに俺は会いたいんだよっ」で、足を踏ん張り、手を離して止まるハルヒ
 → 腕を引かれて走るハルヒの位置からでは、キョンの表情は見えない
   が、声の調子で「元の世界」を楽しく語るキョンに、反発・・・
   ・・・だけでなく、逡巡が混じっている?(↓「見方を変えると」を自覚している?)

・「あんただって、つまんない世界にうんざりしてたんじゃないの?」
 → 『憂鬱T』の髪型変化で「自分と同じことを感じているヒト」を見つけ・・・
   そのヒトと一緒に面白いコトを体験する場として、SOS団設立を思いつき・・・
   そして今、その面白いコトが起きているのに・・・という叫び、でせうかね

・「思ってたとも」
 → ”思ってた”>つまり、過去形

・「あのな、ハルヒ」
 → 初めて、ハルヒに向かって「ハルヒ」と呼んだ瞬間(←それまでは語りの中だけ)

・「お前が知らないだけで、世界は確実に面白い方向に進んでいたんだよ」で顔を下に向けるハルヒ
 → 自分は「面白くない」と感じていた世界を、見方を変えると実は・・・
   という多様性を指摘されて

・「涼宮ハルヒの存在を、俺はどう認識しているのか?」
 → 遡っていく過去において、画面が分割されずに一つで表示されたシーンは2つ
   それは「ポニーテール姿」と
   「見た瞬間、周囲の色が鮮明になった(一目惚れした?)衝撃の出会い」

・「バカじゃないの?」と言ってから、キョンの「見ているモノ」に気付いて、ハッとするハルヒ
 → キョンが「見ているモノ」はこの「面白いコト」ではなく、「自分」であると・・・

・そして・・・二人を中心に吸い込まれていく時空間
 → つまり、ハルヒの中でも重要なのは「何々(面白いコト)を」ではなく「誰(キョン)と」である
   ことを再認識した(思い出した)という描写・・・かと

・「フロイト先生も・・・」
 → 一方のハルヒは・・・やはり先週予告のラス『ばかぁ〜〜〜!!』(←ツンツン)だと思われw

・ポニーテール・・・ならぬ『ちょんまげ(原作表現)』ハルヒを見て苦笑するキョン
 → ”リアルな夢”でなく”新しく構築された世界”でもなく、”元の世界”という答えの描写
   と、もちろん、その仕草に”愛しさ”を感じて・・・

・「似合ってるぞ」で流れるOP
 → 『答えはいつもワタシの胸に・・・』
   毎回の予告だけでなく、ココ↑にも、この時のハルヒの言葉を仕込んでおいたとは・・・

・中庭の二人
 → ENOZのボーカル榎本、ギター中西

・「わたしがさせない」
 → 長門の、強い、意志・・・(やぱし、カコイイ・・・w)

・「ワタシも今まで★の形なんて・・・」
 → 懐かしいですねぇ・・・
   「どうしてワタシここに連れてこられたんですかぁ〜」←『憂鬱T』と同じ仕草w

・「なにやってんの?あんたたち・・・」
 → 既に髪型は普段通り = 気付いてくれたから(『憂鬱T』で髪を切ったのと同じ理由)
   先の二人を見たときと明らかに違う声のトーン = 「自分を見てくれている」という余裕?

・「その後のことを、少しだけ語ろう・・・」
 → ちゃんとココのエピソードも入れてくれる処が、京アニクオリティ
   そしてこの時のBGMは、今まで耳慣れた”日常”と同じメロディラインをピアノの軽やかな音色で
   (↑『憂鬱T』のスタート時もBGM → 同じメロディで「何かが変わった」音色)

・ズームアウトして、枠を固定するラスト
 → 『憂鬱T』の冒頭と同じ画面構成で、締め・・・見事です

・(アレなCMではなく)キャラクターソングCM
 → あぁ、コレがまだありましたねw
   長門の『雪、無音、窓辺にて。』は、聞いてみたいですね

http://↑彼らの一描写一サウンドには、必ず意味があるっ・・・なんてねw



■憂鬱Y(おまけ)

・次回予告(に見立てたCM)
 → ハ「次回、涼宮ハルヒの憂鬱、第11話」
   キ「違うっ!次回、涼宮ハルヒの憂鬱、第1話。朝比奈ミクルの冒険 Episode00。
     ・・・って、今日で終わりだろっ!!」
   ハ「何言ってんの!SOS団に終わりなんてあるわけないじゃないっ!
     ちゃぁんと最初から見るのよっ!!」
   キ「ようするに、DVDを買えってことか」

   ・・・京アニなら、やってくれると信じているw(・・・第2部もw)


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